2015年12月9日水曜日

体性感覚 視力や目の動きにつながるもの

そういえばこのところは自分の体性感覚については書いてませんでした。
少し前には"スパ仕事"として書いてた話です。
自分の気付きの吐露ですので、あまり教育的ではないかも?

私の体性感覚は天城流湯治法を習ったところから、
身体中の筋膜の緊張の繋がりを追う事が出来る様になって、
人の緊張を自分の身体感覚に置き換えて感じてみる事で、
触らなくてもその繋がりがある程度追える様になりました。

その後は更に深い部分の繋がりを追いかけてみたり、
身体の一部を細かく感じてみたりしているのですが、
このところは視力や目の動きが、頭部各所の緊張と繋がっていて、
かなり引っ張られて縛られているのに気づきました。

単純に、目をしっかり上下左右に動かしてみると分かります。
耳が動くし、側頭部、後頭部、いろんなところにピクリと感じます。
両目視力0.2の私は眼球の動きにもあちこちにつっかかりがありました...

そこでふと思いついて取り出したのはスリスリ君。
こめかみから頬骨や眉、額に向けた放射状の緊張を
これで暫くスリスリしているうちに、
こめかみや側頭部由来の緊張がとれて、
目が動かしやすくなってきました。
眉を上下させると後頭部まで頭皮が動くようになりましたし。

なるほど。
側頭部が頭部を縛っている度合いはこれほどに強いのかと。

スリスリ君は身体に溜まった電磁波を取ったりはしません。
適度なサイズ、適度な重さの金属棒ですが、
これでさすっているうちにわずかに皮膚が波うち、
それがゆえに皮膚が緩み、その下の緊張も緩んでいく、
きちんと物理的に説明のつく、面白い道具です。

目につながる緊張は、頬や要するに表情に繋がっているのにも
気づきましたし、これはまた追いかけていくのが楽しみです。

少し目をよく動かせるようにして、多少なりと視力が戻ったらいいなと思います。