2020年2月14日金曜日

誰も話さない勉強会…?


先日不思議な勉強会に参加してきました。
最近はモントリオール大大学病院の研究室(CRCHUM)に通う毎日なのですが、
その同じフロアにいる博士学生達が声かけあって、勉強会やろう、
というので参加してみたんです。

しかし不思議なのは、
"じゃぁ今から25分間各自自分のタスクを決めて作業をして下さい"
そう言われた後は、各自黙々と作業。
時間が来るとチン!とタイマーが鳴って、5分休憩しま〜す。

その繰り返し…

誰かが誰かにアドバイスしたりとか、そういうのが一切無いのです。
不思議…

後で聞いてみると、それはポモドーロ・テクニックという、
集中して作業するための方法なのだとか。
それを皆で実践してみよう、という集まりだったのです。

イタリアの学生が集中力にかける事に悩んで、
ふと台所に会ったトマトの形のキッチンタイマーで時間を区切りながら作業したら、
あら不思議、すごく集中できて作業効率上がっちゃったなんて話。
そこからイタリア語でトマトを意味するポモドーロ・テクニックという名前がついたとか。
丁度飽きてしまいそうなルーチンワークの統計作業があったのですが、
この勉強会の中で一つ終えることが出来てしまいました!
脳みその疲れというのは、飽きる事なんだとか。
面白い方法を知ることが出来たのと、
そして学生同士ですらこうして研究のためのより良いアイデアを持ち寄って協力し合う姿に
とても嬉しくなったのでした。