2015年10月27日火曜日

ふくらはぎを緩めるセルフ・ケア 緊張の緩め方

ふくらはぎの緩め方です。
方法はこれまた簡単。
図の様に、ふくらはぎの内側も外側も、
下からひざに向かう方向に、
ふくらはぎのふくらみを乗り越えて行く様に
爪でひっかいてあげる事です。

爪の向きは痒いときにかく様な直角方向ではなくて、
爪で線を引くような、裂いていくような方向で。
ふくらはぎの中に固い筋がある場合は、
その筋沿いに爪で線を引いて行っても効果的です。

ふくらはぎが柔らかくなると、ひざ裏が延びますし、
アキレス腱の固さも減って、
足裏がしっかり踏みしめられる様になります。
Atelier Tomitaのセルフ・ケア整体クラスでは、
身体各所のこうしたコツを教えています。
楽しく、簡単、にセルフ・ケアしに来て下さい!

ふくらはぎを緩めるセルフ・ケア 緊張の感じ方

足が地につかないのをどうするか。

ふくらはぎの固さは触ってみるのが一番。
全体にふわふわ感があるかどうか。
鍛えているから固い、のではありません。
なかにパキパキした筋が何本かいないでしょうか。
触ってみるとその筋は結構痛い筈。


そしてふくらはぎの固さが集約されているのが
アキレス腱です。
踵の骨の際の辺り、アキレス腱が腱と直角方向に
しなるように柔かく動くでしょうか?
多分、多くの方はパンと張っていて、
しなる様に動いてはくれないかもしれませんね。

さて次回はその緩め方です。

ふくらはぎを緩めるセルフ・ケア からだことば

足が地に着かない、なんて言い方をします。
そわそわして、不安な心境を表してます。
浮き足立つ、なんて言い方もあります。
なんで着かないんでしょう?

"頭が固い"時には頭皮の下に頭蓋骨にへばりつく緊張がありました。
足が地に着かない場合はどこに緊張があるんでしょう…?

ふくらはぎ、です。
細かく言えばその中にあるプリップリと固くなった筋が数本。
それに引っ張られてもちろんアキレス腱も固くなっていて、
かかとが十分に着かず、つま先立ち気味になってしまうということなんです。
足もとを見られるというのは、足場がどうか、という事もあるかもしれませんが、
足もとの緊張を診ることで、心理的な緊張を見破られてしまうことなのでは、
と思っています。

さて、見破られないためにどうするか。
次回はまた緊張を自ら感じて確認する方法について書きたいと思います。

頭痛を緩和するセルフ・ケア 緊張の緩め方

固い頭の緩め方。
方法はいたって簡単。
爪でしっかり頭皮をガリッとひっかいてやることです。
特に図の様に、側頭部、耳の1,2cm上から、前の方に向けて、
斜め上にひっかきます。

これはおそるおそるそっとやるより、
爪の力が頭蓋骨に届く位の感じで
ズバッと、しっかりひっかいてやる方がいいです。

ちょっと痛いです。

でも、その一閃で側頭部の頭皮が一気に動く様になります。
ひっかいた後に側頭部に手のひらを当てて、
上下に動かしてみてください。
頭皮のつっかかりや可動性が変わっているはずです。

同じ様に、頭皮の動きにくいところがあったら、
そこを爪でガリッとひっかいてやる。
そしてひっかいた方向と直角に頭皮を動かしてやる。
それでどんどん頭皮は自由に動く様になります。

側頭部を緩めると、耳周りやあごの動きなども楽になります。
後頭部を緩めると、眉間の緊張が楽になり、視界が開けて鼻づまりが楽になります。
どちらにしても頭の縛られている感じが無くなっていきます。
これで頭痛や頭の重さがかなり軽減します。

眉を大きく動かしたり、口を大きくあけてみたり、
動きが楽になったかどうかを楽しみながら確認してみてください。
頭が縛られる様な気がしたときにはいつでも、
普段であればシャワーの時などについでに出来る方法です。
ぜひ試してみて下さい。

Atelier Tomitaのセルフ・ケア整体クラスでは、
こうしたケア方法をまとまったルーチンとして、
ご自身で手軽に行えるようにお教えしています。

皆さんで楽しく、簡単に、セルフケアして、
元気な日々をすごしましょう。

頭痛を緩和するセルフ・ケア 緊張の感じ方

さて、石頭は本当に頭が固いって話でした。
この場合の固いは頭蓋骨の固さじゃなくて、
主に頭皮の固さを言う様なのです。

確認の方法は簡単で、
1.眉毛を思いっきり上に動かしてみる
 この時に頭につっかかりを感じませんか?
 眉毛の動きで後頭部まで自由に頭皮が動く緩やかさが理想です。

2.実際に頭部各所の頭皮が自由に動くか手のひらや指の腹で
 あちこちの方向に動かしてみましょう。
 一つの場所が前後でも左右でも色々な方向に自由に動くのが理想です。

首の左側が固い人や、もちろん首肩のコリがある人などは、
結構あちこちにつっかかるところがあるはず。
普段気付いていない緊張なので、確かに初めは分かりにくいです。
家族など、他の人の頭皮の動きやすさと比べてみるとその差に気付きやすくなります。

そういえば小学校の頃、"俺こんなに動くぜ!"とか言って、
眉毛を動かしては、頭の髪の毛全部がヅラのごとくガクガク動かせる友達とかいましたけど、
ああいう頭は柔らかかったんだな~と。
彼の考え方が柔軟だったかどうかは今では思い出せませんが...
次回は、じゃぁどうやって緩めんのさ!?
というお話をいよいよさせて頂きたいと思います。

頭痛を緩和するセルフ・ケア からだことば

こ~の石頭!とか、お前は頭が固いな!って言いますよね。

からだことばは身体の状態を表していながら、
その意味は内面や心理状態を表しているのが日本語の素敵なところですが、
この場合の意味は考え方に柔軟性が無い事を言いますね。
実際からだはどういう状態なんでしょう?

頭皮の下に頭蓋骨にへばりつく緊張があって、
頭皮が動かないんですよ...
物理的にも本当に"固い"、というわけです。
酷いと頭痛にも繋がりますが、

その緊張が頭を縛ってしまっているので、
不快感からそりゃ落ち着いて考えられなくなりますよね。
考え方にも余裕が無くなってしまうのは仕方のない事なのかも。

じゃあその緊張を取ってやったらどうなのだろうと。
次回は普段気付いていないその緊張にまずは気付いてみる事を書いてみたいと思います。