2016年1月19日火曜日

とにかく足先の冷えを何とかしよう! 足指の緩め方

昨日は雪になり、冷え込みが厳しくなってきました。
今回はからだことばとかすっ飛ばしてとにかく足先の冷えを何とかしましょう。

まずおなかが固いと全体に熱の回りが悪くなります。
塊を飲み込まず、しっかり噛んでお腹の張りを減らすのは基本中の基本です。

もう一つは水分が不足するとやはり循環が悪くなるので
充分な水分を取りましょう。

そのうえで冷えている足先の緊張に改めて注目してみます。
足指は大抵縮こまってしまっており、
殆どの方はその緊張を感じる事すら出来なくなっています。
このモデル人形も既に人差し指や中指が曲がっているのが当たり前の表現になっていて、
薬指や小指はつぶれて指の形を成してません(^^;
実際多くの方がヒールなどの先の細い靴に小指を押され、
薬指が中指との間にねじれて隠れているなどまともに伸びてはいないんです。

そんな足指も緊張を緩めるとまっすぐに伸びて、循環が改善します。
まず各指の付け根を赤い線の様に爪でスクラッチしましょう。
強さは爪の強さが骨に少し届く位。
足が固くなっている人ほど僅かな力でもピリピリと痛みがあります。
痛気持ちいい程度に各自調整して下さい。


次に各足指は図の青い線の様な、真後ろでもない、側面でもない、
斜め後ろの部分に強い緊張があるせいで曲がっています。
青い線に沿って、赤い線の様に爪でスクラッチして指の緊張を取っていきます。
図には人差し指しか書いていませんが、全ての足指の両側をケアしてあげて下さい。

次に青い丸の様に私たちにも肉球がある事を想定して、
その指の付け根の辺りを赤い線の様に爪でスクラッチして緊張を取っていきます。

最後に表側の水かきのところを縦にスクラッチしましょう。
このケアで足指一本一本がきちんと離れて動くようになってきます。
水かき部分の緊張は全身の水分循環にも影響すると言われます。

指先のケアで変化は僅かに見えるのですが、その影響は大きくて、
このケアで足から腰までの緊張を大きく緩める事も可能です。
特に薬指、小指をしっかり緩めてやると太もも側面の張りが緩み、
おしりや骨盤の際の痛みなどを緩和するのにも使えます。
夜お風呂の中や寝る前にやると、寝ている間にさらに足が緩んで
朝からだが楽になります。

毎日頑張ってくれている足先、少し一本一本丁寧に曲がり具合を観察してあげて、
手をかけてあげてみて下さい。
ケアした後は足指だけでなく、ケアした手も暖かくなっているはずですよ。