2018年6月1日金曜日

魔法使いの卒業式



マギル大学の卒業式に行って来ました。
私は昨年フランス語の集中クラスを約1年間受講したのですが、
とにかくCertificateを得た学生はこの卒業式に出る資格がある、
という事で、それは踊る阿呆としては出なきゃソンソン、という事で参加して来ました!

なんでしょう、この全キャンパス的にパリポタ的コスプレな世界は!
この学帽とローブの組み合わせは35カナダドルでレンタルするものなのですが、
それを着るだけで途端にホグワーツで数年間学んだかの様な、
自分がまるで魔法使いになったかの様な高揚感。
あ、そういえば一応私は巨大シャボン玉魔法使いでした!

この日はContinuing Studiesの各学科の卒業式で、
BachelerとCertificateをとった学生達が会場には並んでいました。
そして、先生方もこの衣装。衣装のデザインや色にもそれぞれ意味があるそうで、
赤はPhDを持っているとか、首にかけるスカーフは修士号とか。


先生方がバグパイプの演奏で入場して来ます。

先生方が壇上に並び、式が始まりました。
居並ぶ卒業生達。角帽、ローブのコスプレ集団が萌えます。
あ、自分もその一員でした!


前列の卒業生達の後ろで家族達も沢山参加しています。


私の名前も式次第にありました!


1人ずつ名前が呼ばれ、舞台中央の学部長の前を通って卒業を証明されていきます。
各部長が学生の肩を帽子でトンと叩くのがその印になっている様です。
初めて学位を受ける生徒は自分の帽子をとって挨拶する等、何かしきたりがあった様です。
一人一人授与されていくたび、見守る家族が名前を叫んだり、音を立てて大喝采。
世界中から集まった一人一人と、その家族に、
この数年を頑張った様々なストーリーがあっただろうと思うとジンと来ます。

サーティフィケイトはもう昨年12月に貰っていたので、今日はそんなに感動しないんじゃ?
なんて思ってましたが、いやそんなことはない。
一つの達成を認められ、家族や友人と祝えたのはとても幸せなことでした。


帰りがけには学科長の先生とも再会して握手。
日本語で"おめでとうございます!"と言って下さいました!


この先生は私のMcGill Got Talentでのパフォーマンスに感激して下さって、
"富田さん"とさん付けで呼んで下さってたのでした。

海外で得難い経験をさせてもらえたことが本当に幸せです。
さて、次はどんな魔法を学ぼうかなぁ!

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