2016年12月30日金曜日

"gami"つながり

妻の実家はケベックシティから更に北、
バスで3時間ほど行ったところにあるのですが、
その近くにKenogamiという湖があります。
また、街にはSagamiという名前のコンビニがあり、
それもまた土地の名前だったらしいと。

Kenogamiはネイティブアメリカンである、
Montagnais族の言葉で長い湖という意味なんです。
カナダでは原住民は総じてInnuと呼ばれていて、
これは原住民の言葉で"人間"という意味の言葉が、
他民族からするとその部族の俗称に変わっていく、
という世界各地にある現象なのですね。
日本のアイヌもアイヌ語での人間という意味だったと。
Wikipediaで全てを知ったつもりになるのは危険ですが、
ありがとう。Wiki。勉強になります。

すぐに連想するのは相模国の相模です。
名前の由来に諸説あって、でも結局はっきりはしていない様子。
素人が勝手に想像してみるには、こちらのInnu語で、
Kamiという単語が水に関係する土地によく使われている様子で
Gamiも前の単語との組み合わせで訛った単語だとすると、
水辺を指す、古代の人達の言葉の名残が
どちらの土地にも残っているのではないかと。
"一万年の旅路"に羽ばたきまくる妄想の翼。

しかし何より、相模国を調べていた時に、
そこに"熱海"が含まれていたという一行を読んだ瞬間に、
全身に鳥肌が立ってしまうのでありました。

2016年12月22日木曜日

冬の楽しみ方その1-そり遊び




Atelier Tomitaさん(@norio_tomita)が投稿した動画 -

Atelier Tomitaさん(@norio_tomita)が投稿した動画 -





NYからモントリオールに戻ると町は一面雪に覆われていました。
しかもいよいよ気温はマイナス20度に突入。
まだ毎日じゃないですが。

近くのロワヤル山まわりも一面雪野原。
家族でそこを歩いたのですが、
なんと、雪の上の方の層は全て板状に凍ってます!
なるほど、水分のある層が凍ってしまうんですね...
コートのファーの毛には息の湿気が即凍り付いていきます。
娘はボッコンボッコン落とさせながら歩いたり、
空手チョップで大きな板割ったり大喜び。

更に驚くのは...雪玉が全然出来ないんです。
雪に湿気がなさ過ぎて。
自宅室内はほっとくと湿度25%。
この気温と湿度の世界ってのはこういう風になるのかと。

そして、ロワヤル山入り口は広大なゲレンデに。
さすがに-20度の日はやめましたが、-10度以内に落ち着いた翌日に、
妻おすすめの"ただのプラスチックボード"型そり、$8弱を購入して、
雪面へGo!

笑いが止まらないくらいに滑る滑る!
でも雪面が凍っているから凸凹がちょっと痛い!
いや、でも楽しすぎ。
仰向け、うつ伏せ、頭から、とか色々試して、10本位は滑ったでしょうか。
大人は翌日筋肉痛必至です(^^;

その横ではクロスカントリーで山を登っていく人達が。
次回はそれにチャレンジしようと思っています。

2016年12月6日火曜日

カナダで一番高いクリスマスツリー




















数日ぶりに快晴の日曜日。
絶対外に行こう!と家を出ることを目的に外へ。
”モントリオールにはロックフェラーセンターみたいなジャンボツリーとかないの?”と聞くと、
”カナダいち高いクリスマスツリーがモントリオールにはあるよ”と妻は言うので、じゃ、行こう!、と。

街のダウンタウン、Quartier des spectaclesという賑わうエリアがあるのですが、
ちょうど一昨日からはクリスマスマーケットが始まっていました。
可愛らしい屋台が立ち並び、冬用衣類やクラフト、食べ物が売られています。
氷の上に乗せられているのはメープルシロップで、
冷たくなって固まったところを棒でくるくるっと巻いて食べさせてくれるんです。
でもこれは本当は春の時期こそ美味しいと妻が言うので今日は我慢。

素敵だなと思ったのは、マーケットの中央に子供向けの遊び場があって、
家族づれで皆楽しんでいるところ。
このプレイグラウンド全部が牛乳業界の協賛になっているのは、
カナダでも牛乳は健康に良くないという噂が立っていることへの啓蒙なのだそうです。

そして、いよいよカナダいち高いクリスマスツリー。
高さにして80feet、約24m。
1933年以来、例年75feet以上のものを飾っていて、”北米No.1”を誇ってきたのですが、
今年は80feetを用意したのに、NYのロックフェラーは今年は94feetを飾ったので、
”北米No.1”が残念ながら”カナダNo.1”に。
例年ロックフェラーとは競争していたのですね。

ちょっと細くてみすぼらしい...?
いえいえ、NYのは下の方に枝を足してきれいな円錐形を作っているのですよ。
モントリオールのものは、自然の姿そのままなんです。

2016年12月5日月曜日

あぁ、今年も本物の木で






いよいよ12月。
月末には娘も来るし、またクリスマスツリーを飾りたいなと。
NYではあちこちの街角に臨時屋台のツリー屋さんが店を出すのですが、
ここモントリオールではどんな風になるのだろう?と。

するとありましたありました。
地下鉄モンロワヤル駅前のキオスクエリアがツリー屋さんに変身していました。
"植林された天然の木を買いましょう”とありますね。
普通の花屋さんやDIYのお店ではこうした生木を置いてないのが不思議です。
売れ残りの困る季節ものだからでしょうかね。

大きいのから小さいのまでずらりと並べられています。
木だけでなく、リースなどももちろん売っています。
面白いのは最後の写真のお手製スケール。
これ、木の高さと金額が書いてあるんです。
これで測っていくらだよ、と教えてくれるんですが、
7feet、約2mが$60。配達は$10。安っ!
NYでは5倍以上の金額だったと思います。
日本でもこんな大きいのは1万円を超えるでしょう。

配達された木を早速飾り付け。
木が大きいので、フロア中に木の香りが広がります。
あぁ、いよいよ、クリスマスですね。

2016年11月24日木曜日

サンタクロースっているんですか?

街のショーウィンドウが素敵なこの季節。
毎年Macy’sのウィンドウには有名なお話が飾られます。
毎年デザインは変わるのですね。

お話は1897年にバージニアという女の子がデイリーサンという新聞社に

“友達がサンタクロースなんていない、というけど、本当にいるんでしょうか?”

と手紙を出したことから始まります。デイリーサンは社説でそれに答えたのでした。

目に見えない世界を大切にする心、思い出すきっかけになれば。

以下拙い私の訳です。
バージニア・オハンロンはクリスマスの全てが好きでした。
今年なんて、彼女は自分だけのサンタクロースの本を作ろうとするくらい。

"それなに?"といつだって知りたがりの友達、オリエが聞きました。
"世界中の子供達へのおもちゃの袋よ。"

バージニアの友達たちもサンタが好きでした。
"去年はサンタは電車セットをくれたんだ!"
"サンタはお人形のお家をくれたわ!"
"僕は野球グローブ。"

"サンタクロースはいるんだわ"とバージニアは思いました。
"私がそれを証明しなくっちゃ。"
図書館には沢山の答えがありました。
イギリスではファーザークリスマス、と呼ばれ、
オランダではシンタークラース、と呼ばれ、
イタリアではバボナターレと呼ばれていました。
"でもどれもサンタが本物にいるって書いてないわ"

だけどシャーロットはちょっと違う見方でした。
"あんたまだサンタクロースなんて信じてるの?"と彼女は鼻で笑いました。
"まったく!一晩で世界中を回れる人なんているわけないじゃない!"

“THE SUNに書かれていることは、正に事実です”
"サンタがいるかどうか?"の真実についてバージニアが
編集者に質問の手紙をしたのは、正にその言葉を見た時でした。
そして彼女は返事を待って待って…待ちました。

トップニュース!
"いますとも、バージニア!サンタクロースはいます.."
そして誰もがそれを読むことになるのでした。
バージニアから編集者への手紙と、Mr.チャーチの有名な答えを。

その日、市内全体が喜びと暖かさの新しい感覚に包まれました。
そして誰よりもバージニアは幸せでした。

"メリークリスマス"と通りすがりのおじいさんが叫びました。
ばら色のほほの、雪のような白ひげで、瞳はきらめいていました。

それはもしかして?そうです、バージニア…

2016年11月23日水曜日

あたりまえ、を超えていく書の世界


満面の笑みで迎えて下さった太山さんが
まず最初に出したお題は、"自分の名前を書くこと"でした。
それがわずか1時間でどう変わるのか。
思えばその掴みから太山さんの魔法の授業は始まっていたのでした。

子供の頃から、自分の文字は汚いもんだ、と諦めたままでしたが、
なぜか最近文字が書きたいなんて想いが募ったあまり、
NYの田中太山さんの門を叩くことに。

"じゃ、次はすっごく太く書いてみてください。
その後にはすっごく細く書いてみましょう。"

筆使いなど観察して指摘されるのかと思いきや、
太山さんは向こう向いてうろうろ。
まだ頭の中はハテナのままとにかく書き終えると、
太山さんの魔法は始まりました。

力強いかっこいい文字は太く、線間の余白を無くす。
可憐で美しい文字は細く、線間の余白を大きくとる。
全ては白黒のバランスなのだから、その比率に注目する。

とめやはらいなど習字の基礎など気にしない。
書き順も気にしない。
そして…"文字"と…思わない!

次々と繰り出される指導の内容はもう、
習字について染み付いた既成概念を
いいように破壊していってくれました。
筆使いの基礎や練習法を習って、教本とか教えられて、
帰りに紀伊国屋あたりで買って帰ることになるだろう、
なんて愚かな期待ははるか過去に飛び去る感じ。

要するに文字ではなく、
空間にコントラストバランスの良い絵を描いているのだと。
日本人にとって綺麗な文字は我々には意味が無い。
なぜなら我々は漢字の読めない海外の人達相手に勝負しているからです。

目を開いてもらいました。
これなら今日からでも書き始められます。
少なくとも自分で色々調整を始めてみることが出来る。

"私が教えることは、通ってもらう必要がないんです。
一度で教え切っちゃうんで、後は自分でやって貰えばいい。"
"書を普段の生活のわぉ!のために今すぐ使いたい。
それが目的で、何年も練習して人生終わらすんじゃ意味がないんです。"

次々とビビッと来る言葉が発せられました。
さすが、世界で活躍する人は凄いです。
すっごいヒントを得て、私もまた頑張ります。

2016年11月18日金曜日

有名な人達と近い町




もう1週間も前の話なのですが、
詩人で歌手のリチャード・コーエン氏が亡くなりました。
私はハレルヤのカバー曲を聞いたことがあるな、
くらいの知識しか無かったのですが、
ボブ・ディランが尊敬してやまなかった、とか、
禅の僧侶になってて、日本に来た時に
"日本の禅は死んだ"みたいなこと言ったりとか、
今更知る事が多いです。
どんな歌詞を書いていたのもこうした記事でようやく知る始末。
でも有名人では珍しく、私生活についてはあまり知られていなかった方なのですね。

彼の自宅は我家に近く、妻と追悼に行って来ました。
私にとっては人生で初めて、
有名な人が普段の生活のそばにある不思議な感覚。

モントリオールは町の規模が比較的小さいので、
有名な歌手やテレビで活躍する人達が
普通に近所で同じ様に生活していて、
街を歩いていると妻は
"今すれ違った人はこういう番組で有名な誰々だ"
みたいな話をよくします。

ミーハーに喜ぶわけではないのですが、
身近であることが何か嬉しいのです。

2016年11月17日木曜日

大統領選の傷跡



お昼は美人料理家Tamaちゃん(ほめとこ)と
ユニオンスクエアのファマーズマーケットで
腕立て伏せしたあと、近隣で買い物を。
クイーンズでの生活の際にいくつか食器を買った
Fish's Eddy、立ち寄ってみると、
ここにも大統領選の傷跡?が。

候補者の似顔絵食器なんかを山ほど売ってたんだけど、
ヒラリーの方はメッセージボードになってて、
ドナルドの方は投げ売って…
売り上げの一部は寄付だって…
NYだなぁ。

2016年11月12日土曜日

紅葉もボチボチ終わり…



Colors on the trees almost end.
I want to know the name of each tree next year.
Because the timing they turn color is different each other.

紅葉もボチボチ終わり。
来年はそれぞれの木の名前が判るようになりたい。
少しずつ時期が違うんですよね。

2016年11月8日火曜日

気が上がってしまうということ


引き続き経絡を学びを続けてます。
経絡や気の流れについて、いまどきはかなり丁寧な
説明をネットでも見つけることが出来るのですが、
検察しているうちにひっかかってきたのが、
サリン事件を起こした某宗教団体。

結構気や瞑想について細かな説明が書かれてたりして、
あぁ、こんなところにすごいトラップが大きな口を
開けてるんだなと。
そういえばあの団体はヨガや解脱を
盛んにネタにしていたのですよね。

少し知識がついた今なら言葉に出来るんですが、
あの団体はヨガの修行に失敗した指導者が、
気が上がった挙句、自惚れが高まってグル化して、
それが引き寄せる集団がカルト化してエスカレートした、

ということなんだなと。

禅でもヨガでも気功でも起こりますが、
気を下ろしていかないといけないところ、
気が頭に上がっていってしまうと自惚れが始まります。
見聞き出来ないはずのものが出来たりして、
俺ってスゲー!が始まるんです。
禅病と言われる症状です。
瞬間に魔に取り込まれるので入魔と言います

そうなるとスゲー俺様の言う事を聞け、
が始まって周りに自分への依存関係を強いる様になります。
それがグル化する、という事で、
各業界のまともな修行者から最も忌み嫌われる事です。

もう一つはラブだピースだ宇宙だと、
かなり自我を失ってるケースもありますね。
マンハッタンのユニオンスクエアで冬でも裸で踊ってる様な人。
あれはクスリも入ってるんでしょうけど。

だから、禅もヨガも気功も諸刃の剣だし、
無条件に健康的で美的で宇宙と大地に調和とかではないです。
正しく導いてくれる師の存在は大切。
我流で宇宙人の声が聞こえたとか最も危険です。
その道に進んじゃいけません。
正しいはずの師の言動にも自惚れの兆候がみられたら
距離を置く事です。
囲い込みや依存を求めてきたら、全力で関係を断ちましょう。
正しい師は厳しく"ここからは自分でやれ"と突き放してくれます。

なんだか気の上がった典型みたいなニュースをいくつも見てしまったもので。
お前こそ自尊心の塊だろ!と言われれば、
はい、それまでなのですが…orz

※写真は魔のイメージ。
魔も自分を成長させてくれる存在でもあるのですが。

2016年11月1日火曜日

なんという味付けぐあい...








むむぅ、と感心してしまいました。
その名は仰々しくも「Buddha Board」です。
箱を開けると、"Enlighten Yourself(自己啓発せよ)"なんて書いてあって、
座禅した風な人影がほわんと浮かんでます。

で、取り出したるは...水で練習出来るお習字セット、ってやつです。
これ、日本では呉竹などから500円もしないで売っているのですが、
そこはそれ、瞬間に生きる禅の知恵だとか、あなたの創造性が発揮されるとか、
消えていくからマインドをピュアに出来るなんて書かれていると...
カナダドルで$40(3000円ちょっと)という価格になるわけです。

なんという味付けぐあい。

ヒッピー全盛の頃に流行った禅は、Googleが社員の福利厚生に取り入れるなど、
息の長い流行となっていますね。
禅指圧という言葉も米国に指圧を普及させる際に生み出された言葉なんです。

日本産のものの海外への展開は、こうでなくちゃダメなんだよなぁ、と
感心しきりなのでありました。