2017年10月1日日曜日

モントリオールBulletin6月号-春が一気にやって来た!

モントリオールの日系紙、Bulletinの6月号に掲載された原稿です。
少し時期は違うのですが、ケアの仕方がご参考になれば。


モントリオールの春は本当に一気にやって来るんですね!
五月初旬。月曜日にたんぽぽがちらほら咲いてるな、なんて思っていたら、
水曜日にはもう一面黄色に咲き乱れていて驚きました。
木々の芽吹きもものすごい速さで、
街の色合いが数日のうちに緑に変わったのにもびっくりです。
日本でも桜が一気に咲く様子は見事ですが、
春の季節は梅、モクレン、桜、ツツジと次第々々に移ろっていく様に感じていたので、
こちらで全ての植物が一斉に芽吹き花咲く速さに驚きました。

大学からロワヤル山前を通って帰る道すがら、
たんぽぽといえば、英語でDandelionだったな、なんて思い出した途端、
ん?もしかしてそれってフランス語でdent de lion(ライオンの歯)なのか?
っと思って調べたら本当にそうで、モニュメント前で、おぉ!っと叫んでしまいました。
そんなの今更知ったの?と思われるかもしれませんが、
フランス語クラス、Level3では語彙も増え、
こうした連想が出来るようになったおかげで、
これまで外国語名として意味を知らずに覚えていた単語が
« 意味ある »言葉に変わっていくのが日々新鮮、感動しっぱなしなんです。
ちなみにたんぽぽは最近はpissenlitと呼ばれるそうで、
由来はpisse en lit(ベッドでおしっこ)、葉の煎じに利尿作用があるからだそうです。
日本名みたいな可愛い名前にしてあげたいところです。

さて、前回は足指を緩めて足腰を楽にする話でしたが、
足指じゃんけん、楽に出来る様になったでしょうか?
芝生が生え揃って来て裸足で歩くのも気持ちよさそうです。
思い切り伸びをして深呼吸もしたくなって来ます。
今回は呼吸を楽にするポイントについて書きたいと思います。

冬の間、寒さに身を縮め、かつ重いコートに耐えて来た姿勢というのはつまり、
首肩が縮こまり、胸がすぼまった姿勢です。
どうにもこういう姿をしていると気持ちまで沈んで来て"胸が塞ぐ"想いでしたが、
習慣化した無意識の緊張で、文字通り、胸骨周りの動きが悪くなり、
呼吸の動きを塞いでしまっているのです。

その強張りを緩めてやる中心は膻中(だんちゅう)にあります。
両乳首の真ん中、胸骨が僅かに窪んで平らなところです。
この部分を図の赤い線の様に縦に爪で少し刺激して、
青い矢印の様に左右にずらして緩めます。
撫でる方法で緩める場合は、胸骨上を膻中から上に撫で上げていきます。
ほっとすることを"胸をなでおろす"なんて、からだ言葉では言いますが、
撫でて身体を緩める時には身体の内側や前面は上向きに撫でると緩みやすいのです。

膻中まわりの緊張が緩むと、"胸のつかえがとれ"て、
胸の前方向の動きが良くなるので、息が大きく吸い込める様になります。
脇を通して胸と繋がる肩甲骨周りの緊張も緩むので、肩周りの動きも楽になります。
溢れる緑と、眩い日差しの中で気持ちよく身体を広げられる事でしょう。

"胸踊る"この季節、植物たちと同じ様に、思い切り伸びやかに季節を楽しみましょう!

モントリオールBulletin5月号-一歩先行く話

モントリオールの日系紙、Bulletinの5月号に掲載された原稿です。
少し時期は違うのですが、ケアの仕方がご参考になれば。


マギル大のフランス語クラス、レベル1では習うのが現在形のみだったので、
"今を生きる男"とか粋がっていたのですが、
レベル2では漸く過去形の表現を習って、"ちょっと過去のある男"に。
でも先日は比較表現も習ったので、"違いの分かる男"にもなんとかなれそうです。

レベル2では語彙も大量投入されて、かつOn le mangeの様な冠詞の使い方など、
文法の複雑度も一気に上がって脳内は混乱の極みです。
前回記事では、消化に大切なのは咀嚼とともに唾液だ!って話を書きましたが、
"語学"を"消化"するための"唾液"って何でしょうね?睡眠...かな...

冗談はさておき、フランス語は英語と比較して、へぇ、と思うことも多くて楽しいです。
amiの反対としてennemiがあるんだな、とか、
péreがあるからpaternelという単語に繋がるんだな、とか。
英語のfriendやfatherでは、それぞれenemyにもpaternalにも関連性は気付けない。
フランス語の中には語彙の語源が多く残っている様に感じられて楽しいんです。

さて、未来形も習ったので、今回は季節の"一歩先行く"話が出来ればと思います。
これを書いている4月上旬はようやく気温もプラスになって雪も溶けて来ましたし、
自由に歩くため、足先の固さを取って、足全体を緩めることにしましょう。

まずは固さの確認ですが、足指じゃんけんが出来る程度に足指が自由でしょうか?
足指が曲がって素直に伸びないのは、固くなっているサインです。
もう1つは指を少し捻ってみて、素直に捻れるかどうか。
やけに抵抗がある様ならやはり固さがあります。

緩め方は、図の緑の線の様な、指の斜め後ろのラインを、
赤い線の様にチョンチョンチョン、と骨際を爪で少し刺激する事です。
指が硬くなっていると痛みがある場合がありますが、
加減しながらやっていると段々足指が伸びて、捻っても抵抗が減って来ます。
緩んでしまえばもう刺激しても痛みは無くなります。
マッサージの様に揉む方法とはちょっと違い、骨側を少し刺激するだけなんです。
見やすさのために線は1本だけ描きましたが、
全ての指の両側を、固さを確認しながら緩めてみて下さい。
必ず靴下など衣類の上からお願いします。

最近は一つの筋肉よりも、複数の骨や筋肉を横断して繋がる筋膜が注目されていて、
一部の筋膜の癒着や拘縮がかなり遠いところまで引っ張っていることが分かって来ました。
詳細な仕組みまでは分かっていないので、
ぜひ私もそれを研究したいと思って研究室探しをしているところですが、
例えば腰の痛い方の施術の際は、こうして指先を緩めることで足を緩め、
腰を触らずに腰まで緩めるという方法を使います。
その位、足指の強張りが足全体と、腰まで引っ張っているんです。
足指を丁寧に触れる事は普段なかなか無いと思いますが、ぜひやってみて下さい。
足先の冷え解消になりますし、痛みで走れなかったランナーが、
走れる様になったケースも複数経験しています。

 そういえばフランス語クラスでは、命令形も習ったのでした!Allons-y (出かけようよ) !

モントリオールBulletin4月号-日本より…おいしい!

モントリオールの日系紙、Bulletinの4月号に掲載された原稿です。
少し時期は違うのですが、ケアの仕方がご参考になれば。

「なんて食べ物の美味しいところに来たんだろう!」
それが私がモントリオールに来た最初の印象でした。
アルマ出身の妻と結婚することになり、それなら住んでみようか、
とやって来たのが昨年9月。実はカナダ自体人生で初めてだったんです。
幸いなことに妻は兄弟や親族が多く、何十人もの家族に暖かく迎えられ、
素敵なお家や別荘、その周りの自然の豊かさなど、
どれも目を白黒させる経験に満ちた半年なのですが、
それにしても…とにかく食べ物が美味しい!

普通のスーパーで売られている食材ですら皆相当美味しいんです。
肉類はどれもしっかり旨みがあり、野菜もそれぞれしっかりその野菜の味がしています。
こちらで初めて料理をした時、鶏肉と野菜をちょっと一緒に煮ただけの適当料理のつもりが、
出来上がりのあまりの美味しさに仰天しました。

NYに3年ほど住んだことがあるのですが、いくらオーガニックのお店で食材を買っても
肉に旨味がなくスカスカで野菜も香りは僅かでした。
そして美味しいものなら日本、と思いますが、こちらの野菜を経験してみると、
日本で一般に売られている野菜はどれもその野菜独特の匂いや味を相当無くしてしまっていて、
なんとなく甘いだけのものになっていることに気づきます。
酸味のないトマト、苦味のないピーマン、人参臭のない人参、アクのないほうれん草…
生で食べるには良いのでしょうけど、こうして煮込んだ時は、
やはりそれぞれの野菜の野菜臭やエグみがないと深みが出ないのだと思いました。

そんなわけでよだれの止まらない毎日なのですが、
よだれと言えば、最近日本の整体法の中で「早食いに気をつけよう」と説くものがあります。
よく噛まずに塊をぐいぐい飲み込んでいると、
唾液による酵素分解が十分でない食べ物が腸内でガスの発生を呼び、
お腹が張る、ぽっこりお腹になる、それが腰を内側から引っ張って腰痛になったり、
全身の緊張の原因になっているという見方です。

だから咀嚼が大事、というわけですが、噛むだけでなく「唾液としっかり混ぜること」が要です。
おへその下を少し押してみて、圧や重さ、痛みのある方は、しばらく早食いを気をつけてみて下さい。
とにかく塊は飲み込まない事だけはルールです。
一口あたり30回なんて言われますが、数えるのは飽きるし続かないので、
咀嚼し、舌も上下左右にしっかり使うことで、
口の中に唾液の瑞々しさが広がるその感じを改めて楽しんでみて下さい。
口の中ってこんなに気持ちのいいものなのかと再発見があるはずです。
味覚も豊かになります。
一週間も経たないうちに、気づくとお腹がほにゃほにゃと柔らかくなっている事でしょう。

何を食べたら良い、食べない方が良い、という話より、
食べ方を落ち着いたものに変えてみようよ、というこの考え方を私は気に入っています。
書いていてお腹がすいてきちゃいました。
さぁ、ケベックの美味しいもの、今日は何を食べようかなぁ!

画像用説明:
 唾液が出にくい方は左右下顎の骨の内側を緑の線の様に親指で押していってみて下さい。
口の中に唾液が出て来ます。

2017年8月17日木曜日

国王の娘達

妻のご先祖様がケベックに渡った
もう少し後の話なんだけど、
こんなニッチな歴史を
詳しくさっくり日本語で読めちゃうのは
やっぱり凄い時代だなぁと。

ケベック入植の歴史で1600年代中頃、
男女比が大きな問題になり、
ルイ14世が準備費用、結婚の持参金も持たせて送ったという。
船が着いてから50日以内に結婚出来なかった現地男性は
狩猟や漁業の許可取り上げとかすごすぎ。

国王の娘達-wikiより

2017年8月14日月曜日

1001pots


1001potsという陶器祭りに行って来ました。
モントリオールの北、車で1時間ほどのところにVal-Davidという村があり、
行ってみると日曜市や他のイベントも行われていて村は賑わっていました。
1001potsは日本人の方がご自宅の広大な敷地を利用して
60名以上の陶芸家の作品を展示即売するイベントなのですが、
なんともう29年も続いているのだとか。
モントリオール市内でなかなか満足のいく食器が見つからなかった我々夫婦は
嬉々として会場に飛び込みました。

広いお庭に個性豊かな陶器がぎっしり!


カップやボウルなど種類毎に全陶芸家の作品を並べた棚なども素敵です。



そして裏にはまた別のお庭があり、
オーナーの方が遠近法、借景など、
色々な遊びごごろを駆使して手作りし続けている空間が。

金網で建物の外壁を模した部分には陶器がぎっしり。
これは使わなくなった陶器や失敗した作品なども捨てるのではなく、
集めてアートとしてまた別の命を吹き込んでいるのだそうです。

足元も全て陶器の作品に。

そしてこれが我家の戦利品。
誰が我家でこの食器で一番最初にディナーするでしょう?

2017年8月12日土曜日

全てのGagnonはTourouvreに通ず





日本で2番目に多い苗字って何でしょう?
2017年4月の政府統計によると、どうやらそれは"鈴木さん"なんですね。
1位は佐藤さん。歌で流行ったよくある苗字斎藤さんは19位なのか…

ケベック州では、2016年の統計によると、1位はTremblay、
そして2位が妻の苗字のGagnonなんです。
妻の苗字は8位のLavoieと組み合わせたものになってるので、
日本なら中村鈴木みたいな感じ。

そして、驚くべきは、ケベックの全てのGagnonさんは、
1640年にフランスから移民して来た3兄弟の子孫という事が分かっており、
フランスはノルマンディ地方のTourouvreにその家が今でも残っている、
という事なんです。
ケベックの植民にはカトリック系教会が深く関わっており、
移民者達の名簿は教会の記録で、親子関係からフランスの出身地まで、
基本的には皆分かるのだそうです。
知ってびっくりカナダの歴史。

はっきりした旅行計画の中にはなかったのですが、
移動経路の中にある事がわかったので是非立ち寄ることに。
Tourouvreの村はずれ、La Gagnonnièreというところにその家は建っていました。

1600年代からそこに建っていた、って事です。
ケベックを開拓した妻のご先祖さんがそこに本当に住んでたんです。
よくあるタイムスリップ系の時代劇ドラマみたいに、
その歴史のリアルさになんだかクラクラしてしまいました。
家から出てこられた今お住いの方は、開口一番"ガニオンさんかい?"と。
カナダから訪れる人も時々いるらしく、建物のことなど気さくに教えてくれました。
その方はGagnonの子孫ではなく、
というのはGagnonという苗字はフランスではもう絶えてしまっているからです。

1534年以来、フランスは北米への入植のため度々開拓団を送るのですが、
当初はサバイバルや森林の知識のある人が選んで送られ、
その後も牧場や農場開拓に長けかつタフな人達が送られた様です。
だから妻の家族はスポーツ万能な人が多いのかも?

ケベック入植の歴史は読めば読むほど興味深くて、
Gagnon3兄弟がケベックに渡った1640年当時、
イロコイ族がオランダから銃器を得て他民族も滅ぼし、
入植者も抵抗出来ない程勢力があった話や、
ケベックからの毛皮輸出産業って要するにはビーバーの毛皮だったことなど、
弓矢だけで弱いインディアンや熊の毛皮みたいな、無知な私のステレオタイプが
見事に次々と駆逐されていきました。

今回旅したロワール川流域のルネサンスの歴史に出てくる
1400年代のフランス王達はこうしたケベック入植への支援を積極的に行うのですが、
そんなお話はロワール川の古城の写真を眺めながらすることにしましょう。

2017年6月29日木曜日

座骨をちょっと引いてみる話-その1

身体の緊張について書くのは、なんと目の周りの緊張について書いた3月以来!
さぼりすぎです…
いや、でも、フランス語で頭がキャパオーバーだったものでご勘弁…

そんなこと言ってたら、同じく英語の語学学校に通い始めて、
久々一日中座学で首肩がひどく凝ってしまって、という方がサロンに来られて、
ひとしきり姿勢とくせについてお話しすることに。

そう、無意識に力が入っていることに気付くって、
とても大切だと思うので、今回はそのことについて書きましょうね。
いくら緩めても、一方で力入れっぱなしじゃ、
アクセル踏みっぱなしでブレーキ効かないって道理です。

気づけばEvaが難しい顔して机に向かってます。
明日までに相当量の表計算をこなさなきゃいけないらしくて、
焦りとストレスで凄い格好です。
緊張で肩は上がってるし、首は縮んでるし。
椅子にもたれかかっているはずなのに苦しそうです。


例えば肩、具体的には肩甲骨が高い位置にあることで、
背中、肩甲骨周り、上腕、首、後頭部まで張ってしまいます。
腕の重さを支えるって肩甲骨周りに結構な負担なんです。


また、背もたれに寄りかかるのは楽な様でいて、
実はバランスを取るために横隔膜や下腹部を緊張させていないとならない、
疲れる座り方でもあります。随分座骨の後ろに座ってますよね。
そして、どこかに支持するところが欲しくて、
足指を手繰り寄せる様にキュッと縮めて、
足先を踏みしめるなんてことが起こります。
お腹と足が固くなるってのはもちろん腰の痛みに繋がります。


それだけあちこち無意識に緊張させてるんです。
疲れますよね…
ですので、逆に時々意識的に緩めてやりましょう。

まず、おしりの中で座骨がどこにあるか探してみて下さい。
そして椅子に座る時に、その座骨を、
いつもよりちょっと余計に後ろに引いて座ってみましょう。
その位置関係は一度正座してみるとわかりやすいのですが、
正座したときに、座骨がかかとの後ろに来る座り方です。
骨盤が立ったとか、仙骨が立ったとか、恥骨が引っ込んだ、
とか色々な言い方をしますが、そうした安定した骨盤の真上に
背骨が一つずつ素直に乗っかっていく様にします。
ただバランスを取って入ればいいので、
お腹も背中もどこも頑張る必要がありません。

その上で肩を後ろに何回か回して、
最後にしっかり肩甲骨を後ろに、下に下ろしてやりましょう。
足裏は足裏全体が満遍なく床にぺったりくっついてるなとだけ感じます。
それが骨格と、骨格筋のバランスだけで姿勢が維持出来て、
随意筋は殆ど使わなくていい状態です。


この姿勢とてずっと続けられるわけではありませんが、
時々意識してリセットする、
それによって、自分が様々な感情や思考とともに
結構身体に無駄に力入れてるな、
って事に気づいて頂ければいいんです。

座骨をちょっと後ろに引く。
そこから気づいていない身体の緊張に気づいていきましょう。
次回ももう少し色々な無意識のくせについて書きたいと思います。

身体のここを教えて欲しい!もっとこういう図にして欲しい!
などなど、皆さんの興味に従って色々な図を作っていきたいと思います。
沢山のご意見をお待ちしています。

ケベックの日に歌う歌






6/24はケベックの日で、お昼からはサン・ドニ通りでパレードでした。
ちょいとwikiってみると、
これは夏至の日に行われる聖ヨハネのお祭りに由来するもので、
カナダではCanadiens français(フランス系カナダ人)のお祭り
として1834年から行われていたものが、
1926年には祭日となり、その後ケベック独立運動が盛り上がった70年代、
1977年にはケベックの日と呼ぶことが決められたのですね。

この日はフランス語系ケベック人は大盛り上がりなのですが、
英語系カナダ人には全く関係ないので、
モントリオールの中でも英語圏の地域では全く静かなものなんだそうです。
彼らは7/1のCanada Dayの方をお祝いします。
フランス語を習ったばかりの私には、
Lac Saint-Jean(ケベック市の北にある聖ヨハネ湖)と
La Saint-Jean(聖ヨハネ祭)は違いが聞き取れませんでした。
まぎらわし〜

家族と街に出てみると青のシャツを着た人が沢山!
青はケベック州の旗の色なんです。
大小の旗を振って皆大盛り上がり。

パレードはケベックの歴史や著名人や
シンボルの建築物などを紹介する内容で、手作り感満載、
でも後で人種差別問題が話題になったり、
北米最大規模という中国法輪功の大楽団の存在感が強かったり、
ちょっと不思議なパレードではありました。
トルード首相も来られてたそうなのですが、会えなかったのは残念。

ところで、ケベックの人達のプライド、心の歌となっている曲に
LA COMPLAINTE DU PHOQUE EN ALASKA(アラスカアザラシのぼやき)
という曲があります。
Beau Dommageというグループが1974年に出したフォークソングなのですが、
歌詞を見てみると、 有名になりたくてアメリカに渡った恋人を慕う内容で、
それをアザラシになぞらえているんです。
アメリカのサーカスで鼻にボールを乗せて、
子供達が笑ってくれたからって、そんなのは長く続かない。
さみしいだけだよ、と。
つまりはアメリカに行かなくても有名になったり、幸せな人生は送れる、
という、ケベック人のハートに火をつけちゃう歌詞なのです。
誰かが歌い始めるとすぐみんなで大合唱。
私も家族と歌える様に練習しなくちゃ、と思ってます!

2017年6月13日火曜日

巨大シャボン玉の遊び方

道具の作り方と液体の作り方はわかりましたか?
以下、遊び方のコツです。


◎道具
・地面はでろでろびしゃびしゃになるので、そうなっても問題ない場所で。
・液体は洗剤なので目に入ると痛いです。水道の近いところか、
ペットボトルの水を用意しておいて、目に入ったらすぐ洗える様に準備して下さい。
毎回一人は割れたしぶきが目に入り、目を押さえて痛がる子がいます。
・自分の手も服や靴もちろん汚れます。手ぬぐいやタオル必須です。

◎使い方のこつ
・紐の湿らせ方: 棒を揃えて紐を湿らせる。この時かき混ぜない。
かき混ぜると細かい泡が立ち、紐も絡まって良くないんです。
細かい泡が増えると割れやすくなります。
・棒は紐に膜面が出来ているか確認しながら閉じたまま持ち上げ、十分持ち上げてから開く。
・風向きを知りましょう。
・風のあるとき
 ・風を背中に負います。頭の後ろからの風がちょうど紐の輪っかに入るようにします。
・風のないとき
 ・自分が動きます。紐をエスコートする様に歩いても、ぐるっと回ってもいいです。
 ・棒の高さはどの様でも構いません。回るときは低い方がやりやすいと思います。
・手元が静かだと大きなのが出来やすいです。大人しい子が意外と上手だったりします。
・私は基本子供達に自由にやらせてますが、取り合いや棒を振り回す子がいたら気を付けてあげて下さい。
・我先に複数の子がバケツに一気に棒を突っ込むと尚の事絡むので、順番にやる様に見てあげて下さい。

◎終わったら
・手や顔にシャボン液がついているとかぶれることがあります、洗いましょう。
・紐は軽く洗って、少し絞って乾かしましょう。そのままにしておくと腐ります。
・支持棒も濡れたままだとすぐ錆びるので、軽く洗って乾かすといいでしょう。

やってみると、色々な出会いがあります。
子供が喜ぶと大人までつられて夢中になってしまいます。
というか、結構大人の方が最後までこだわってやっている様なケースも多々。
私も実は子供のためというより自分が楽しくなっちゃってやってます。
いろいろな出会いを楽しんで下さい!

巨大シャボン玉の作り方-液体北米編

液体は下記の配合になっています。
これで3、4本の紐で30分は遊べるかと思います。

・Dawn ProもしくはGain 2oz.
・Bob’s Red Mill Guar Gum 1.75g
・Baking Powder 2g
・水 1000ml
 作り方はこちらのyoutubeがとても丁寧です。
 アルコールを使っているので火気注意。



洗剤は食器洗い用洗剤です。Dawn Proがない場合、ultraでも構いません。
洗剤、つまりは界面活性剤は泡ができる理由なのですが、
それだけではすぐ割れてしまうので、粘度を高めるためにねばねばしたもの必要になります。
日本では合成洗濯糊PVAが手軽に手に入るのですが、北米ではなかなか見当たらず、
料理用のコーンスターチや、上記のグアー豆の粉末を使います。
カタクリと違って水で溶くだけでダマができてしまうため、
ビデオの中ではアルコールを使って溶かしてから、多量の水に加えています。

#熱したお湯に少しずつ粉末を吹きかけて溶く方法でも良いと思います#
#私はアルコールのせいで台所で火事を起こしかけました(ただのバカ)#

更に色々こだわってみたい方はSoap Bubble Wikiのページをどうぞ。
世界のシャボニスタ達と繋がる深遠な世界が広がっています。

遊ぶ時のヒントに続きます。

巨大シャボン玉の作り方-道具編

マギル大のフランス語インテンシブクラス、
レベル3が終了して脳味噌がすっかりキャパオーバーです。

すぐに次の仕事に取り掛かる知力体力に欠けているので、
まずは柔らかいこの話題から。

もう、ざっくり省力化で、道具の作り方は
私の熱海の師匠のページを参考にして下さい。

大きなシャボン玉用の道具の作り方
要するには、この写真みたいなループが出来ればいいということです。


他にも30連玉!なんてすごい道具もあります。
試行錯誤の素晴らしい方なので、ぜひご参考に。

私の追加アイデアとしては、2つ。
1つめは、一般的なタコ糸の様な一方向に撚られた紐は湿るとねじれるので、
髪の毛の三つ編みの様に、両方向に撚られたものが捻れにくくて良いです。

シャボン玉が伸びていくときに、
紐からそのシャボン玉にどんどん液体は供給されていきます。
使う紐は沢山液を吸ってくれるもの程、
多量のシャボン液を供給できるわけですので、
吸湿性の高い太めの紐が理想です。
(太すぎると固くて取り回しが悪いということもあるのですが)
木綿の紐だけでなく、
最近は吸湿性のある合成樹脂の紐などもDIYで売っています。
そうした紐を選ぶときに上記の様な撚り目を見てみて下さい。
(後で写真を載っけます)

2つめは、支持棒です。
簡単なのは園芸用の棒なのですが、
遊んでベタベタになった後の持ち運びが邪魔なので、
私は百均で見つけたセルフィー棒を改造して使ってます。
長さもちょうどいいし、伸縮してくれるので持ち運びが楽です。
NYでこれを使ったところ、NYのシャボン玉仲間に
”さすがJapanese Technologyだな!”と言われました(^0^)/
もちろんMade in Chinaですけどね!


液体の作り方編に続きます...

2017年4月3日月曜日

カバナスークル





メトロのMont-Royal駅やフォンテーヌ公園にカバナスークル(la cabane à sucre)が。
La cabaneは小屋、sucreは砂糖ってことで、
砂糖の小屋ってことですが、ここでいうsucreはメープルシロップのことを言います。
メープルシロップの採取が始まって新しいものが出回り始めるんですね。
春の到来を告げるものです。

お店の前では雪を敷き詰めたトレイの上に、温めたメープルシロップを垂らし、
冷えたらそれを棒にくっつけてくるくる巻いて舐めます。
それをTire(ティレ)と呼ぶんです。

今週フランス語のプレゼンが終わると、クラスで近郊の農場のカバナスークルにいく様です。
またその写真が撮れたらアップしますね。

2017年3月28日火曜日

世界一の魔法使い











昨日フランス語クラスで趣味について5分間話せ、
ということで、ちょっと昔話仕立てでシャボン玉のこと紹介しました。

世界一の魔法使い

昔々あるところに紀男という男がいました。
ある日彼が海岸を歩いていると、不思議な光景に出会いました。
一人の魔法使いが子供達と遊んでいたのです。
その魔法使いは魔法の杖と魔法の薬で何かを空に飛ばしていました。
その不思議な光景を目の当たりにして、子供達は笑い、走り回り、幸せそうでした。
それを見て紀男は魔法使いになることを決めました。

彼は自分で魔法の杖を作り、魔法の薬の成分を探しました。
それには水とのりと洗剤が必要でした。

作り方を見つけたとき、彼はその魔法を使うために世界中を旅しました。
熱海や日本の各都市、メキシコのカンクン、ケベックのアルマ、その他にも色々。

そしてNYでは、彼は何千もの魔法使いたちと出会いました。
彼らと一緒にその魔法を使って...彼は世界一の魔法使いになったのでした。

彼は幸せに、そして多くの子ども達とその魔法を使いましたとさ。

でも!まだどんな魔法かを言ってませんでしたね!
それは巨大シャボン玉です!
これがその魔法の杖です!
これがその写真です!

シャボン玉を作るには、ロープを杖につける必要があります。
その後にそのコードを魔法の薬に浸します。
そして杖をゆっくり持ち上げて、風の中で開くのです。

Il était une fois, un homme qui s’appelait Norio. Il est allé a la plage, et il a vu un paysage mystérieux. Un sorcier jouait avec des enfants. Il a fait voler quelque chose avec des baguettes magiques et une potion. Devant cette merveille, les enfants ont ri, ils ont couru, et ils étaient joyeux. Voyant cela, Norio a décidé de devenir un sorcier.

Alors, Il a fabriqué des baguettes magiques et il a recherché les ingrédients de la potion. Il faut de l’eau, de la fécule de maïs et du savon à vaisselle.

Quand il les a trouvés, il est allé autour du monde faire sa magie. Il est allé à Atami et plusieurs villes au Japon, à Cancún au Mexique, à Alma au Québec, etc.

Puis à New York, il a rencontré des milliers de sorciers! Il a fait de la magie avec eux, et il est devenu le plus grand sorcier du monde.

Il était heureux et a fait de la magie avec beaucoup d’enfants.

Mais, je ne vous ai pas dit quelle est la magie! Ce sont des grandes bulles de savon! Voici, mes baguettes magiques! Voici, des photos de ma magie.

Pour faire des bulles de savon, il faut attacher une corde aux deux baguettes. Ensuite, il faut tremper la corde dans la potion. Puis, il faut lever les baguettes doucement et les ouvrir dans le vent.

2017年3月17日金曜日

美しく輝く大きな目にするには!


このところいつも彼女が辛そうな顔したスタートでちょっと恐縮です。
でも意外とそういう方に出会うことも多くて、
出来るだけ自然な笑顔を増やしたいと思うものですから、どうかご容赦を…

今回彼女はどうも目がすっきり開かないんだそうです。
ちょっとまゆもひそめた感じですし、
向かって右側の彼女の左目は、少し引きつった様で、
右目より開いておらず、目尻のシワも強くなっています。
一生懸命まぶたを開こうとするのだけど、上手く開かないんだそうです。

目はどうしても印象に影響しますし、自分でも気になりますよね。
今回も目の周りの緊張がどんな風に繋がっているのかみていきたいと思います。

目が開かないというと、まぶたや目の周りに問題がある様に感じて、
目の周りをマッサージでもしたくなりますが、
目の周りよりもむしろ頭が硬くなっている事に気付けたらと思います。

私は図の緑の線の様な緊張の繋がりを感じていて、
要するには側頭部から目の縁が強烈に耳方向に引っ張られているから、
いくら上下方向に瞼を開こうとしても開かないんです。
少し詳しく説明すると、眼窩という、目玉が納まっている骨の窪みの
その淵のところに上下とも細くてプリッとした筋がいて、
それが目尻で一緒になって耳に向かって進んでます。
ちょうど耳の前、斜め前あたりに小さな骨の出っ張りがあって、
そこが緊張の足がかりになっている様なんです。
図で赤い丸で示したところです。


ですから、まずはこのポイントを緩めるのは良いと思います。
赤い丸のポイントとその周りを青い矢印の様にマッサージするのもいいでしょう。
もしくは、側頭部に、頭頂部に向かって描いた赤い線の様に、
爪で線を引く様に刺激します。
その後頭皮を動かしてつっかかりが減ったか確認します。


頭の後ろへの緑の線の繋がりに気づきましたか?
そう、どうやらこの緊張は耳の上を通って後頭部にも繋がっている様なんです。
ですから、後頭部を緩めてあげるのも役に立ちます。
後頭部を爪で刺激して緩める方法と、


青い線の様に撫でて緩める方法とあります。


頭の緊張を取る方法の詳細は”悩ましいほど搔きむしれ!”を参考にして下さい。
後頭部や頭頂部の緊張でおでこが動きにくくなっていることや、
その緩め方も説明しています。

さて、私が感じている緊張の繋がりはもう一つあります。
力学的に考えると一見その方向はちょっとハテナなんですが、
耳の前の赤いポイントが硬くなる理由として、
首が硬くなることで側頭部が硬くなるのを感じています。
この原因はいくつかあると思うのですが、
一つはそちらの側の歯でばかり噛んでいないか?という点。
舌で食べ物を左右に往復させて、両側でバランスよく噛んでみて下さい。
もう一つは耳たぶに向けてわずかに支流の線を描いてみたのですが、
どうも耳の前を通るこの緊張は耳たぶの付け根の引きつりと繋がっています。
ですから、もしピアスをつけ続けている様なら、
せめて夜は外してあげる事をお勧めします。


首の緊張はどこを緩めるんでしたっけ?
”胸元”でしたね。こちらは
”たれてない。私のほっぺは絶対、たれてない。”を参考にして下さい。


どうか緊張の取れた綺麗で大きな瞳で、
素敵な笑顔で過ごして下さい!


またまた長かったですかね?
身体のここを教えて欲しい!もっとこういう図にして欲しい!
などなど、皆さんの興味に従って色々な図を作っていきたいと思います。
沢山のご意見をお待ちしています。

各種ボディーワークに関わる方、4/21(金)7時より、
タイトルが少し専門的ですが、
様々なご専門の方々と胸周りの緊張の緩め方について議論出来る講演会を予定しています。
ぜひ奮ってご参加下さい。

2017年3月5日日曜日

Atelier Tomita Seminar 小児呼吸リハリビリテーション


4/21(金)夕方に小児の呼吸リハに関する講演を神田で行います。

胸回りの緊張の繋がりをどの様に緩めるか、
医師、理学療法士、鍼灸師の方だけでなく、
介護や各種ボディワークに関わる方多業種で
可能性を語り合える場にしたいと思っています。

お申し込みはこちらから。
  http://ateliertomita.tokyo/seminar
皆様のご参加をお待ちしております。

2017年2月26日日曜日

ひな祭り




カナダにもちゃあんと持って来てました。
雛人形。

私の両親が娘の幸せを願って買ってくれたもの。
奈良の一刀彫りです。

モントリオールは先週から5-10度前後あって、
みんなやっぱり温暖化だ、だなんて。
お雛様がこのまま春を連れて来てくれるかな?