2018年3月3日土曜日

SMS認証が意外とネックな時代



以前モントリオールのネットと携帯事情は書いたのですが、
携帯電話はFidoという会社のネットだけのサービスと、
VirtuFonの仮想電話番号の組み合わせで維持費を安くあげてます。

ただ一つ問題があって、
FidoのSIMが持っている番号(通話は出来ない)はSMS受信可能なのですが、
VirtuFonでとっている番号ではSMS送受信が出来ない、
もしくはかなりな遅延の場合があるんです。
だから金融機関などに電話番号登録しようとすると、
通話用にはVirtuFonの番号じゃないと受けられないし、
SMS認証に使われるならFidoの番号じゃないと受けられないし、
という事が起こって解決出来ないでいました。

色々と調べてみると、今は日本在住の人達でも、
各種ソーシャルネットサービスが必須とするSMS認証のために、
海外の無料もしくは格安仮想電話番号サービスを利用しているのですね。
私も早速無料サービスのDingtoneで米国の番号をとってみました。

DingtoneはInternational SMSにも対応したサービスで基本無料。
電話番号が取れて、他の携帯とのSMS送受信もすぐ始められるのですが、
ただ、こうしたSMS認証用に利用し始めた瞬間に、
だったら追加クレジット(年額$4ちょっと)を購入してね〜となって
結局私は$4を支払ってしましました。
クレジットと呼ばれる利用料は広告ビデオをみる事などで貯めていける、
ゲームの様な仕組みが使われているので、
その辺頑張ればあくまで無料で済ますことも可能ですが、
まどろっこしくて面倒だったので。

VirtuFonでは失敗していたpopmoneyのSMS認証が無事成功したので、
米国の銀行口座登録用の電話番号もDingtoneにへんこう。
細々と契約維持していたTmobileは解約して構わない事に。

あぁ、電話番号つきのSIMが無くても、ネットさえ繋がれば、
その国その国の仮想電話番号をアプリで切り替えて使える時代なんだ、
じゃぁ日本の携帯番号もそうしよう、と思うわけです。

しかしこれがまた深遠な罠でした。
日本にはSMS受信出来る仮想電話番号サービスって無いんですね。
skypeなどで取れる050の番号はSMS受信出来ないんです。
VirtuFonは03などの固定電話番号を取れますがこれもSMS受信出来ません。
で、カード会社などの電話番号登録欄はもちろん日本の番号しか受け付けないので、
Dingtoneで取ったアメリカの電話番号は登録しようもない。

日本ではFreetelで番号を維持してるのですが、
楽天に変わっちゃったみたいだし、
今後どうするか悩みどころです...

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