2018年2月16日金曜日

冬の楽しみ方その3-ボードゲーム



9月末から5月頭まで半年以上も冬だって!?そんなに長い間どうしてんの?
えぇ、そう言われるのはもちろんわかります。
実際こちらの人はフロリダに別荘を持っていたり、
メキシコ、キューバやジャマイカに避暑ならぬ避寒に行く人も多いです。
その辺は時差がないからいいんですよね...

でも長い冬に家族や友人達と楽しむ方法がちゃあんとあるんです。
こちらの民族音楽もみんなで超楽しむぜ!ってスタイルが伝統的にあるんですが、
その話は追々。

街のそちこちに、こんなお店があります。どれもゲーム屋さんなんです。
そう、みんないろんなゲームが大好きでよく知ってるんです。


店内は所狭しと、あらゆるタイプのゲームが揃ってます。
写真がブレブレですみません。


こうしたゲームは4-6人で遊べる様に出来ていて、
基本のセットは4人まで、エクステンションパッケージを買うと6人まで遊べたり、
複雑さが増して面白い様に出来ていたりします。
いくつかご紹介しましょう。

DiXit: 幻想的な絵柄のカードが印象的なカードゲームで、
プレーヤーは順番に"語り部"になります。
語り部は好きなキーワードを言い、
各自はそのキーワードのイメージに近いカードを一斉に出します。
そして"語り部"が出したカードはどれなのか?をみんなで当てっこするゲームです。
キーワードは何を言ってもいいので、みんなふざけて大はしゃぎになれるゲームです。
それぞれ独特な雰囲気のエクステンションパッケージがまた美しくて素敵です。


Citadels: 王様や魔術師、泥棒や商人など中世のキャラクタになって、
自分の支配する町を作って行くカードゲームです。
各ターンごとにどのキャラクタになるかはランダムに変わります。
各キャラクタにはそれぞれ特異な才能があって、
よりお金が稼ぎやすかったり、相手の町を壊せたり。
7つの町を誰が一番早く作るか、駆け引きの楽しいゲームです。


Master Labyrinth: 迷路を進みながらアイテムを集めて行くゲームなのですが、
ワクワクしちゃうのはボード上の迷路は縦横にスライドして
どんどん道が変わってしまう様に出来ていて、
他のプレーヤーの邪魔をしたりする駆け引きが楽しいゲームです。
パズル的頭の使い方も必要です。


Tokaido: なんと、東海道53次を旅して行くゲーム。
様々なキャラクターになって、京都から江戸まで旅をして行くゲーム。
道中、どれだけ沢山美味しいものを食べ、様々な土産を買い、
多くの風景を集めたかで集計される特典を競います。
あまり難しい駆け引きはなく、旅情を楽しむ?ゲームです。


Tales of the Arabian Nights:
このゲームのすごいのは、ボードゲーム+ゲームブックになっていて、
やはり各自様々なキャラクタになって旅をして行くのですが、
行く先々で出会う相手や物事に対して自分のアクションを決め、
さらにサイコロを振ることで、次の展開がどうなるかが決まります。
展開の内容はゲームブックの一節を読み上げることになるので、
まるで冒険物語を聞いているかの様な楽しみがあります。


Race for the Galaxy:
ちょっとCitadelesにも似た、宇宙で自分の国家を作って行くカードゲームです。
カードの写真がなくて残念!写真の左のパッケージがそれです。
星を開拓し、生産工場を作り、商品を売って、資金を増やし、
自分の支配する星を増やしていきます。
中々に複雑で、ルールーを理解するのにちょっと時間がかかりました。


Dominion: プレイヤーは中世の領主となり、自分の領土を拡大していくカードゲームです。
お金や領地を獲得するのに有利なカードもあれば、
他のプレーヤーの邪魔をするカードもあり、
それらを組み合わせていかに早く領地を獲得するかの駆け引きが楽しいゲームです。


Pichunotte: おはじき的ボードゲームです。
向かい合う二人ずつがチームになり、
赤もしくは青の木製のおはじきを
先に全部ネットに弾き落とした方が勝ちです。
的球だけでなく、手玉までネットに落ちてしまうと、的球が一つ復活してしまいます。
指先の力加減が中々に難しい!


こうして調べてみるとほとんどのゲームが日本語版もあり、
日本でも買えるんですね。
ぜひ皆さんで楽しんでみて下さい!