tag:blogger.com,1999:blog-7849331803034821699.post723508437148282098..comments2017-02-08T02:30:05.745+09:00Comments on ロワヤル山の麓から: 悩ましいほど搔きむしれ!Norio TOMITAhttp://www.blogger.com/profile/02322261396239998083noreply@blogger.comBlogger1125tag:blogger.com,1999:blog-7849331803034821699.post-76425766552125341002017-02-08T02:30:05.745+09:002017-02-08T02:30:05.745+09:00記事を読んでくださった方から一つ質問を頂きましたのでお答えします。
質問>かっさプレートやカッピング...記事を読んでくださった方から一つ質問を頂きましたのでお答えします。<br />質問>かっさプレートやカッピングの使用って富田さんはどう思いますか?<br />今、ストレスがMAXで頭ゴリゴリに固いので手だとあまり力が入らなくて道具に頼ってます<br /><br />回答です>道具が便利なこともあるのですが、これほどはじめから力を使うこと前提の道具はいらないと思っています。<br />その辺は野口整体の、我々は全て必要なものが備わって生まれてきている、という考え方に影響を受けています。<br />のびやあくび、掻く、身震いをするなど、自分の身体でできることで身体を緩められなければ、動物としてそもそも生きていけないと思うからです。<br /><br />搔きむしれ、と書いたので、強い力が必要な様に思われたかもしれませんが、爪の先の力が骨に少し届いてるな、という程度の力でいいので、各回に書いたケア方法はあまり力が要りません。<br />硬いからそれを力でもみほぐす、という従来指圧的な考えとは考え方が違っていて、全身を包む膜状の緊張(多分筋膜)があちこちの骨側に縮んで硬くくっついて引っ張っているので、その要所を緩めることで引っ張っているのを無くそうとしています。<br />なぜか爪などで少し刺激するとそのへばりつきが骨から外れて少し緩むので、それをもっとしっかりずらして自由に動く様にしていくのがひっかいてずらす方法です。<br /><br />皮膚を撫でていく方法は、不思議な効果で、まだ理屈はわかりませんが、武術家達が皮膚の緩み具合、緊張具合を鋭敏に感じ取ってきたところから生まれた施述方法で、おそらく皮膚と深部の筋膜が繋がっていて、皮膚を緩めると深部まで緩んでいく効果がある様に思います。<br /><br />どちらも同じ緊張のつながりを緩めようとしている様なので、その緊張のラインを示して、緩めるべき要所を図示しようとしています。<br /><br />緊張していることに気づかなくなっている感覚の鈍り、というのが要するに疲労なので、まずは頭皮のあちこちがどのくらい自由に動くか、つっかかりの多い場所や方向はどの辺にあるか、やってみて、自分自身の身体の状態に気づいてみてください。<br /><br />硬いところがあればそれを引っ掻くか撫でるかして、それがどうなるか。段々に自分の緊張の場所や特徴がわかる様になっていきますので。Norio TOMITAhttps://www.blogger.com/profile/02322261396239998083noreply@blogger.com